通信を使った仮想のハードディスク
みなさんハードディスクと聞くと、どんな装置を思い浮かべますか。ハードディスクは、記憶装置でありメモリの一種です。パソコンの中に入っていて、文章作成や表計算ソフトで作成したデータや写真や動画など様々な種類のデータを保存します。また、ハードディスクにプログラムをインストールすると、文書作成ソフト、画像編集ソフトなどが起動して使えます。これらの保存であったり、インストールであったりはパソコンの中に内蔵されたハードディスクで行いますが、最近ではそれ以外のところでも行うことができるようになりました。
それは、どこでしょうか。答えは、Web上です。インターネットの世界でこれらのことが行えるようになりました。例えば、作成した文章や表のデータ・画像や動画は、大手検索サイトやプロバイダの会員になれば、無料で通信を介してネット上へ保存ができます。自分自身のパソコンに保存しなくてもネット上で保存できるのでとても便利です。以前は、自分のパソコンに保存をしたり、外部メモリなどを使って保存していましたが、パソコンの容量が足らなくなってデフラグをしたり、要らないデータを消したりということが、ネット上で保存をすることにより少なくなります。
いわば、これらのネットサービスは第2のハードディスクと考えてよいでしょう。全く同じ用途で利用できるので。これらのサービスは比較的簡単に利用ができます。また、プログラムに関しても最近ではASPと言ってネット上の画像編集ソフトを利用できますし、文章作成ソフトもネット上で利用ができます。多少、保存するだけのスキルよりは難しいかも知れませんが、慣れていまえば問題ありません。このように自分のパソコンでは最小限のハードディスクの容量しか利用しないで、主にネット上で解決をする。クラウド時代の到来といっても過言ではありません。
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